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アトピーの悪化をくいとめる

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ステロイド
使えばアトピーのかゆみ地獄から解放されるのは分かってはいるのですが・・



ステロイド[01]〜使うほどに効かなくなる危険〜

アトピーの人にとって何が一番つらいか?

そうです、それはあの耐え難い「かゆみ」です。

その耐え難いアトピーの「かゆみ」を魔法のように止めてくれる のがステロイドです。強力な抗炎症効果。

これがステロイドの良いところです。

では悪いところは何か?

それは長く使っていると、体が徐々にステロイドに慣れて しまい、「かゆみ」を止める力が薄れてくることです。 (専門用語で「タキフィラキシー」という現象です。) 今までのように塗っても「かゆみ」が止まってくれない。

ではどうすれば良いか?

塗る量や塗る回数を増やすのです。

それが効かなくなったらどうすればよいか?

さらに塗る量や塗る回数を増やすのです。

####### ここから「皮膚の医学」(田上八朗著)より引用 #######

そのように、だんだんと投与量、投与回数が ふえてしまうのです。顔や首などの皮膚に、長いこと ある程度強いステロイド外用剤を塗って赤ら顔になった 状態では、ステロイドなしではいられなくなり、 激しい炎症が起こり、顔は腫れ、目も開けられなく なります。これを反跳(リバウンド)とよんでいます。 ちょうど麻薬の禁断症状と同じように、ステロイドを やめられず、塗ることをつづけざるをえなくなります。 最後は真っ赤な顔をして、強いステロイドを一日何回も 塗らずにはいられないという、まさに生き地獄の ような状態です。

####### ここまで「皮膚の医学」(田上八朗著)より引用 #######

まだ続きがあります。

では、このような状態になった場合、ステロイドをぴたりと やめたらどうなるか?

おそらく、

「窓を蹴破って、飛び出したくなる」

くらい、激しいアトピーの「かゆみ」に襲われます。これをリバウンド といいます。皮膚科医によってはこのリバウンドがあるから、アトピー治療で ステロイドはやめらないと言います。

しかし、同じアトピー治療でもステロイドからの離脱を専門とする皮膚科医は こう言います。リバウンドはあるが、一生続くわけでは ない。一時的(2〜6週)に苦しい時期はあるがこれさえ 乗り越えれば楽になる。

ですので、アトピー治療をしていて、もしもステロイドをやめる場合は必ず 信頼のおける皮膚科医の指導を受けながらやるべきです。

また、念のために言っておきますが、アトピー治療で「ステロイドは悪」 と言っているわけではありません。ステロイド使用によって アトピーの苦しい時期を脱した方も大勢おられると思います。

ただ、ステロイドは「劇薬」ですので十分に注意した上で、アトピー治療に 使用してください。お医者さんにも色々な方がおられますので。

ステロイドに関してはアトピーの皆さんには知って欲しいことが たくさんあります。本が一冊書けるぐらいあります。 これらに関してはこれから少しずつお話していきます。

最後に、

「ステロイドを長い間使い続けた人が実際に どうなったか?」

その体験記を克明につづられたWEBを紹介します。

「アトピーとステロイドと裁判と」

→ここの「私のアトピー歴」です。 時間がない方は「【4】リバウンド」だけでも 見ておいてください。

くれぐれもアトピー治療にステロイドを使う場合は慎重にしてください。

皆さまのアトピーが早く治りますように。

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